基本情報技術者講座
★ 猫本 11-01 ソリューションビジネスとシステム活用促進(その1) ★
基本情報技術者 平成29年度春期 問63
ホスティングサービスの特徴はどれか。
ア | 運用管理面では,サーバの稼働監視,インシデント対応などを全て利用者が担う。 |
イ | サービス事業者が用意したサーバの利用権を利用者に貸し出す。 |
ウ | サービス事業者の高性能なサーバを利用者が専有するような使い方には対応しない。 |
エ | サービス事業者の施設に利用者が独自のサーバを持ち込み,サーバの選定や組合せは自由に行う。 |
解説
(頭の準備体操)
ホスティングサービス:サービス事業者がサーバを貸し出すサービス
ア | 運用管理面では,サーバの稼働監視,インシデント対応などをサービス事業者が担う。 |
イ | ホスティングサービス(正解) |
ウ | サービス事業者の高性能なサーバを利用者が専有するような使い方にも対応している。 |
エ | ハウジングサービス |
解答
イ
基本情報技術者 平成29年度秋期 問14
社内業務システムをクラウドサービスへ移行することによって得られるメリットはどれか。
ア | PaaSを利用すると,プラットフォームの管理やOSのアップデートは,サービスを提供するプロバイダが行うので,導入や運用の負担を軽減することができる。 |
イ | オンプレミスで運用していた社内固有の機能を有する社内業務システムをSaaSで提供されるシステムヘ移行する場合,社内固有の機能の移行も容易である。 |
ウ | 社内業務システムの開発や評価で一時的に使う場合,SaaSを利用することによって自由度の高い開発環境が整えられる。 |
エ | 非常に高い可用性が求められる社内業務システムをIaaSに移行する場合,いずれのプロバイダも高可用性を保証しているので移行が容易である。 |
解説
(頭の準備体操)
SaaS(Software as a Service):サービス事業者が,ソフトウェアをネットワーク経由で提供するサービス
PaaS(Platform as a Service):サービス事業者が,OSやミドルウェアなどのプラットフォームをネットワーク経由で提供するサービス
IaaS(Infrastructure as a Service):サービス事業者が,ネットワークやサーバなどのインフラをネットワーク経由で提供するサービス
ア | PaaSを利用すると,プラットフォームの管理やOSのアップデートは,サービスを提供するプロバイダが行うので,導入や運用の負担を軽減することができる。(正解) |
イ | SaaSを利用する場合,社内固有の機能の移行は困難である(カスタマイズは限られる)。 |
ウ | SaaSを利用する場合,開発環境は提供されない。 |
エ | IaaSを利用する場合,いずれのプロバイダも高可用性を保証しているとは限らない。 |
解答
ア
基本情報技術者 平成28年度春期 問41
SaaS(Software as a Service)を利用するときの企業のセキュリティ管理についての記述のうち,適切なものはどれか。
ア | システム運用を行わずに済み,障害時の業務手順やバックアップについての検討が不要である。 |
イ | システムのアクセス管理を行わずに済み,パスワードの初期化の手続や複雑性の要件を満たすパスワードポリシの検討が不要である。 |
ウ | システムの構築を行わずに済み,アプリケーションソフトウェア開発に必要なセキュリティ要件の定義やシステムログの保存容量の設計が不要である。 |
エ | システムのセキュリティ管理を行わずに済み,情報セキュリティ管理規定の策定や管理担当者の設置が不要である。 |
解説
(頭の準備体操)
SaaS(Software as a Service):サービス事業者が,ソフトウェアをネットワーク経由で提供するサービス
ア | システム運用の負担が軽減されるが,障害時の業務手順やバックアップについての検討が不要となるわけではない。 |
イ | システムのアクセス管理の負担が軽減されるが,パスワードの初期化の手続や複雑性の要件を満たすパスワードポリシの検討が不要となるわけではない。 |
ウ | システムの構築を行わずに済み,アプリケーションソフトウェア開発に必要なセキュリティ要件の定義やシステムログの保存容量の設計が不要である。(正解) |
エ | システムのセキュリティ管理の負担が軽減されるが,情報セキュリティ管理規定の策定や管理担当者の設置が不要となるわけではない。 |
解答
ウ
基本情報技術者 平成30年度秋期 問63
SOAを説明したものはどれか。
ア | 業務体系,データ体系,適用処理体系,技術体系の四つの主要概念から構成され,業務とシステムの最適化を図る。 |
イ | サービスというコンポーネントからソフトウェアを構築することによって,ビジネス変化に対応しやすくする。 |
ウ | データフローダイアグラムを用い,情報に関するモデルと機能に関するモデルを同時に作成する。 |
エ | 連接,選択,反復の三つの論理構造の組合せで,コンポーネントレベルの設計を行う。 |
解説
(頭の準備体操)
SOA(Service Oriented Architecture,サービス指向アーキテクチャ):業務プロセスの機能をサービスとして部品化し,そのサービスを組み合わせることでシステムを構築していく考え方
ア | エンタープライズアーキテクチャ(EA) |
イ | SOA(正解) |
ウ | データ中心アプローチ |
エ | 構造化プログラミング |
解答
イ
基本情報技術者 平成30年度春期 午前問62
SOAの説明はどれか。
ア | 売上・利益の増加や,顧客満足度の向上のために,営業活動にITを活用して営業の効率と品質を高める概念のこと |
イ | 経営資源をコアビジネスに集中させるために,社内業務のうちコアビジネス以外の業務を外部に委託すること |
ウ | コスト,品質,サービス,スピードを革新的に改善させるために,ビジネスプロセスをデザインし直す概念のこと |
エ | ソフトウェアの機能をサービスという部品とみなし,そのサービスを組み合わせることでシステムを構築する概念のこと |
解説
(頭の準備体操)
SOA(Service Oriented Architecture,サービス指向アーキテクチャ):業務プロセスの機能をサービスとして部品化し,そのサービスを組み合わせることでシステムを構築していく考え方
ア | SFA(Sales Force Automation) |
イ | BPO(Business Process Outsourcing) |
ウ | BPR(Business Process Reengineering) |
エ | SOA(Service Oriented Architecture)(正解) |
解答
エ
基本情報技術者 平成29年度秋期 問62
SOAを説明したものはどれか。
ア | 企業改革において既存の組織やビジネスルールを抜本的に見直し,業務フロー,管理機構,情報システムを再構築する手法のこと |
イ | 企業の経営資源を有効に活用して経営の効率を向上させるために,基幹業務を部門ごとでなく統合的に管理するための業務システムのこと |
ウ | 発注者とITアウトソーシングサービス提供者との間で,サービスの品質について合意した文書のこと |
エ | ビジネスプロセスの構成要素とそれを支援するIT基盤を,ソフトウェア部品であるサービスとして提供するシステムアーキテクチャのこと |
解説
(頭の準備体操)
SOA(Service Oriented Architecture,サービス指向アーキテクチャ):業務プロセスの機能をサービスとして部品化し,そのサービスを組み合わせることでシステムを構築していく考え方
ア | BPR(Business Process Reengineering) |
イ | ERP(Enterprise Resource Planning) |
ウ | SLA(Service Level Agreement) |
エ | SOA(Service Oriented Architecture)(正解) |
解答
エ