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基本情報技術者講座

★ 猫本 11-02 経営組織と経営・マーケティング戦略(その1) ★

基本情報技術者 平成28年度春期 問76

プロジェクト組織を説明したものはどれか。

ア  ある問題を解決するために一定の期間に限って結成され,問題解決とともに解散する。
イ  業務を機能別に分け,各機能について部下に命令,指導を行う。
ウ  製品,地域などで構成された組織単位に,利益責任をもたせる。
エ  戦略的提携や共同開発など外部の経営資源を積極的に活用するために,企業間にまたがる組織を構成する。

解説

(頭の準備体操)

プロジェクト組織:特定の問題を解決するために,一定の期間に限って結成される組織。問題が解決されると解散する。


ア  プロジェクト組織(正解)
イ  機能別組織
ウ  事業部制組織
エ  ジョイントベンチャ

解答

基本情報技術者 平成28年度秋期 問76

マトリックス組織を説明したものはどれか

ア  業務遂行に必要な機能と利益責任を,製品別,顧客別又は地域別にもつことによって,自己完結的な経営活動が展開できる組織である。
イ  構成員が,自己の専門とする職能部門と特定の事業を遂行する部門の両方に所属する組織である。
ウ  購買・生産・販売・財務など,仕事の専門性によって機能分化された部門をもつ組織である。
エ  特定の課題の下に各部門から専門家を集めて編成し,期間と目標を定めて活動する一時的かつ柔軟な組織である。

解説

(頭の準備体操)

マトリックス組織:構成員が,自己の専門とする職能部門と特定の事業を遂行する部門の両方に所属する組織


ア  事業部制組織
イ  マトリックス組織(正解)
ウ  職能別組織
エ  プロジェクト組織

解答

基本情報技術者 平成31年度春期 問76

社内カンパニー制を説明したものはどれか。

ア  1部門を切り離して別会社として独立させ,機動力のある多角化戦略を展開する。
イ  合併,買収によって,自社にない経営資源を相手企業から得て,スピーディな戦略展開を図る。
ウ  時間を掛けて研究・開発を行い,その成果を経営戦略の基礎とする。
エ  事業分野ごとの仮想企業を作り,経営資源配分の効率化,意思決定の迅速化,創造性の発揮を促進する。

解説

(頭の準備体操)

社内カンパニー制:「迅速な意思決定,経営責任の明確化を目指し,企業の中に事業領域ごとに独立した仮想的な会社組織を設ける経営組織形態」(AD20.2.61)


ア  社内カンパニー制は,別会社として独立させるものではない
イ  M&A
ウ  MOT(Management of Technology:技術経営)
エ  社内カンパニー制(正解)

解答

基本情報技術者 平成29年度秋期 問76

OJTの特徴はどれか。

ア  一般化された知識や技術に重点を置いた教育が受けられる。
イ  上司や先輩が実務に密着して実践的に知識や技術を教育するので,必要な能力が習得できる。
ウ  上司や先輩の資質によらず,一定水準の業務知識が身に付けられる。
エ  職場から離れて教育に専念できる。

解説

(頭の準備体操)

OJT(On the Job Training):実際の仕事を通じて,業務に必要な知識や技術を習得させる手法


よって,イである。

解答