ITパスポート講座
★ 猫本 7-02 プログラム言語とマークアップ言語(その3) ★
ITパスポート 令和3年度 問41
クラスや継承という概念を利用して,ソフトウェアを部品化したり再利用することで,ソフトウェア開発の生産性向上を図る手法として,適切なものはどれか。
ア | オブジェクト指向 |
イ | 構造化 |
ウ | プロセス中心アプローチ |
エ | プロトタイピング |
解説
(頭の準備体操)
オブジェクト指向:「データとそのデータに対する操作」を一つのまとまり(オブジェクト)として部品化し,その部品を組み合わたり再利用することでソフトウェアを開発する。
クラス:オブジェクトのひな形を定義したもの。設計図
継承:親のクラスで定義している「データとそのデータに対する操作」を,子のクラスに引き継ぐこと
よって,アである。
解答
ア
ITパスポート 平成29年度春期 問54
システムの開発プロセスで用いられる技法であるユースケースの特徴を説明したものとして,最も適切なものはどれか。
ア | システムで,使われるデータを定義することから開始し,それに基づいてシステムの機能を設計する。 |
イ | データとそのデータに対する操作を一つのまとまりとして管理し,そのまとまりを組み合わせてソフトウェアを開発する。 |
ウ | モデリング言語の一つで,オブジェクトの構造や振る舞いを記述する複数種類の表記法を使い分けて記述する。 |
エ | ユーザがシステムを使うときのシナリオに基づいて,ユーザとシステムのやり取りを記述する。 |
解説
(頭の準備体操)
ユースケース図:システムが外部に提供する機能と,その利用者や外部システムとの関係を表現した図
(イメージから解く)
ユースケース図
ユースケース(楕円):外部に提供する機能
アクター(人型):その利用者や外部システム
ア | データ中心アプローチ |
イ | オブジェクト指向 |
ウ | UML 「業務の流れを,図式的に記述することができるもの」(IP22.1.29)。 オブジェクト指向を使ってモデリングする際に使われる。ユースケースもその一つ |
エ | ユースケース(正解) |
解答
エ