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ITパスポート講座

★ 猫本 10-04 情報システム戦略と業務プロセス(その5) ★

ITパスポート 平成29年度春期 問14

DFDの表記に関する記述として,最も適切なものはどれか。

ア  時間の経過や状況の変化に伴う,システムの状態の遷移を表記する。
イ  システムで扱う実体同士を関連付けて,データの構造を表記する。
ウ  システムを構成する要素の属性や操作,要素同士の関係を表記する。
エ  データの流れに着目し,業務のデータの流れと処理の関係を表記する。

解説

(頭の準備体操)

DFD(Data Flow Diagram):「適用業務データの流れに注目して視覚的に表現したもの」(FE19.2.43)


ア  状態遷移図
イ  E-R図(Entity Relationship Diagram)
ウ  UMLのクラス図
エ  DFD(Data Flow Diagram)(正解)

解答

ITパスポート 令和元年度秋期 問9

DFDにおいて,データフローや処理(機能)以外に記述されるものだけを全て挙げたものはどれか。

a. データの処理に要する時間

b. データの蓄積場所

c. データの発生源や出力先

ア  a,b
イ  a,b,c
ウ  b,c
エ  c

解説

(頭の準備体操)

DFD(Data Flow Diagram):「適用業務データの流れに注目して視覚的に表現したもの」(FE19.2.43)


→:データフロー

〇:プロセス(処理)

=:データストア(ファイル)

□:データの源泉と吸収

よって,ウである。

解答

ITパスポート 平成30年度春期 問5

DFDの記述例として,適切なものはどれか。

解説

(頭の準備体操)

DFD(Data Flow Diagram):「適用業務データの流れに注目して視覚的に表現したもの」(FE19.2.43)


→:データフロー

〇:プロセス(処理)

=:データストア(ファイル)

□:データの源泉と吸収


ア  状態遷移図
イ  DFD(Data Flow Diagram)(正解)
ウ  E-R図(Entity Relationship Diagram)
エ  フローチャート(流れ図)

解答

ITパスポート 令和2年度 問11

あるレストランでは,受付時に来店した客の名前を来店客リストに記入し,座席案内時に来店客リストと空席状況の両方を参照している。この一連の業務をDFDで表現したものとして,最も適切なものはどれか。


解説

(頭の準備体操)

DFD(Data Flow Diagram):「適用業務データの流れに注目して視覚的に表現したもの」(FE19.2.43)


→:データフロー

〇:プロセス(処理)

=:データストア(ファイル)

□:データの源泉と吸収


受付(プロセス)時に来店した客の名前を来店客リスト(データストア)に記入し,

座席案内(プロセス)時に来店客リスト(データストア)と空席状況(データストア)の両方を参照している。

よって,エである。

解答

ITパスポート 令和4年度 問15

業務プロセスを,例示するUMLのアクティビティ図を使ってモデリングしたとき,表現できるものはどれか。

ア  業務で必要となるコスト
イ  業務で必要となる時間
ウ  業務で必要となる成果物の品質指標
エ  業務で必要となる人の役割

解説

(頭の準備体操)

アクティビティ図:「UMLの図のうち,業務要件定義において,業務フローを記述する際に使用する,処理の分岐や並行処理,処理の同期などを表現できる図」(AP04.1.66)


業務で必要となる人,XとYの役割を表現できる。

よって,エである。

解答

ITパスポート 令和4年度 問25

a~dのうち,業務プロセスの改善に当たり,業務プロセスを表記するために用いられる図表だけを全て挙げたものはどれか。

a. DFD

b. アクティビティ図

c. パレート図

d. レーダチャート

ア  a,b
イ  a,c
ウ  b,d
エ  c,d

解説

(頭の準備体操)

業務プロセス:業務の開始から終了までの一連の流れ


a.  DFD(Data Flow Diagram):「適用業務データの流れに注目して視覚的に表現したもの」(FE19.2.43)
b.  「UMLの図のうち,業務要件定義において,業務フローを記述する際に使用する,処理の分岐や並行処理,処理の同期などを表現できる図」(AP04.1.66)
c.  「管理項目を出現頻度の大きい順に並べた棒グラフとその累積和の折れ線グラフを組み合わせたもの」(AD20.2.68)
d.  「複数の属性項目の値を線で結び,その値のバランスを評価する場合に効果的である。」(AP28.2.74)

よって,アである。

解答